世界遺産の山旅    屋 久 島


今回は・・・
レポート&写真とも/川崎さん
ご協力ありがとうございました。

■日 程:10月30日(金)〜11月3日(火/祝)
■参加人数:12名


■レポート


私の中で訪れてみたい、日本の中での世界遺産トップの屋久島への山行のお誘いがマスターよりあり、二つ返事でお願いしました。

ルートは、淀川登山口→花之江河→宮之浦岳→新高塚小屋(泊)→縄文杉→白谷雲水峡→白谷小屋(泊)→白谷広場です。



10月30日
夜、四国を出発。陸路鹿児島を目指します。 



10月31日

朝、予定通り鹿児島着。

屋久島へ向かうジェットフォイルのトッピー(10:20発)に乗り、13:00屋久島到着。

下船するとどんより曇りで湿度の高い風を感じ、気温も25度と高く南国の島という感じです。

前泊地の安房の宿に13:40頃着き、夕方までの自由時間は思い思いに過ごしました。

 

私達4人は、レンタカーで島の観光(滝めぐり)をしました。 屋久島の水の豊かさには驚かされました。

 

島の西側と東側では天候が全く違い、西側では晴天で明日天気が崩れるのがうそのようです。



11月1日
朝、前線の通過により風が強くなり、稜線歩きは厳しいだろうということで、

淀川口→宮之浦岳→新高塚小屋のルートを、白谷雲水峡から入り新高塚小屋→宮之浦岳を目指すルートに変更しますという

リーダーの指示があり、出発準備をして外に出ると雨もだんだん強くなり、白谷雲水峡ルートも入山時間と登山道が沢のようになる

可能性があるとの事で、一番安全な荒川登山口に変更。

天候をみながら宮之浦岳を目指しますと、再度リーダーからの指示があり、6時荒川登山口を雨の中出発。

トロッコ道はまだ暗く、ヘッドランプをつけて歩き、7時小杉谷小中学校跡。 ここで休憩、朝食の予定でしたが、人が多いので休まず通過。

 

7:34三代杉手前で休憩、朝食→三代杉(7:54)→仁王杉(8:40)→大株歩道入口(9:00)ここから本格的な登山道となります。

道はよく整備され歩きやすかったです。

ウィルソン株(9:37)→大王杉(10:54)→縄文杉(11:34)→高塚小屋(11:53)

天候は悪化。 風雨がだんだん強くなり、小屋に着いた時にはカミナリが横でなっていました。

 

そのため時間は早かったのですが、本日はここまでとし宿泊することになりました。

今回の山行は基本テント泊なのですが、小屋を利用される方が少なかったので小屋を利用させていただきました。

リーダーの方から明日の予定について説明があり、宮之浦岳へ登山するのであれば不要な物をデポして早めのスピードで高塚小屋から

往復5〜7時間。 それから楠川分かれ→白谷山荘(泊)に夕方までに入るプラン。

宮之浦岳登山とりやめ、白谷雲水峡へ下山するプラン。

どうするかは天候と希望で決定するとの事でした。

私的には、宮之浦登山をすれば全行程12〜13時間かかるので厳しいかなと思いました。(今までに経験がないので.....)

夕方になり小屋を利用される方が多くなってきたため、リーダーと数名の方が小屋から雨の中テント場へ移られました。

早い夕食をすまし、寝る事にしました。



11月2日
朝4時30分、雨は降っていませんでしたが、風が強く吹いているにもかかわらず、ガスが濃く、ヘッドランプで歩くのは危険、行動時間、

ガスで山頂からの眺望がないなど、多々のことで宮之浦岳登山は取りやめ、白谷雲水峡経由で下山することになり、ゆっくり朝食して

7:00高塚小屋出発→縄文杉→ウィルソン株(8:32)→大株歩道入口(9:09)→トロッコ道→楠川分かれ(10:33)→

ここから白谷雲水峡へ
向かいます。

 

→辻峠(11:25)ザックをデポし、太鼓岩へ往復。 ここで休憩・昼食後(12:24)出発、白谷雲水峡へ・・・。

白谷小屋(12:55)30分休憩後、原生林歩道経由で白谷広場(15:08)へ向かいます。

前日の縄文杉は人も多く、ゆっくり見ることができませんでしたが、下山時に朝ゆっくり見ることができました。

写真で見るのとは全然違い、その大きさと高さ、存在感に圧倒されました。

樹齢3000年〜7200年と言われている杉なのですが、見た感じは杉とは程遠く全く別の今まで目にしたことが無いもので、

何千年という時間を生きてきたという感じはせず、現在も一通過点にすぎず、これからも生き続けることを願います。

人間の時間感覚では計れない時間の流れの世界だと思いました。 時間を共有できたことが良かったです。

 

楠川の分かれから辻峠、白谷雲水峡への楠川歩道は、屋久島の森として写真などで紹介されている様な苔むした森が続き美しい森でした。

太鼓岩での大展望は、今まで展望はほとんどなかったため、目の前がパッと開き眼下に広がる谷や美しい山並みを見ることができました。

白谷雲水峡では、時間があるため原生林歩道へと進みましたが、この歩道が渡渉が5〜6箇所あり、アップダウンが結構厳しい本格的な

登山道でした。

しかし、森は今までにも増して美しく、屋久島の森を堪能することができ、歩いていて楽しいものでした。

 

白谷広場でのテント泊は、快適でゆっくり休むことができました。



11月3日 曇り
朝6:30 白谷雲水峡入口からタクシーで宮之浦港へ・・・。

 

10時45分発のトッピーで鹿児島港(12:30)へ・・・。 鹿児島で温泉入浴後、一路四国へ・・・。

こうして5日間の屋久島山行は終わりました。



今回の山行は、天候により行程を変更し、そのために行動時間や宿泊地が変わり、それに対応できる体力、装備が必要なものでした。

宿泊に関しては、テント泊のためフレキシブルな対応できるのですが、体力は今まで長時間行動(12〜15時間)をしていないので、その点

体験する必要があると思いました。

また、体や靴が雨で濡れた時の対応の仕方や装備も考える必要があると思います。


今回の山行も心に深く残るものとなりました。

Mリーダー、Nリーダー、参加された皆様、お世話になりました。 そして、お疲れ様でした。