北 八 ケ 岳
〜スノートレッキングツアー〜

今回は・・・
レポート/寺本さん,写真/マスター
ご協力ありがとうございました。

■日程: 1月11日(金)〜14日(月・祝)
■参加人数: 4名

■行程
1/11 ジョイン21:00⇒⇒鳴門IC⇒⇒淡路SA⇒⇒23:50多賀SA0:20⇒⇒1:50神坂PA≪仮眠≫5:20⇒⇒
1/12 6:30諏訪湖SA≪朝食≫7:45⇒⇒諏訪IC⇒⇒ビーナスライン⇒⇒8:30ピラタス蓼科ロープウエー駐車場・・・・山麓駅【1771m】9:20〜〜9:27山頂駅【2237m】
10:10・・・・坪庭探勝路・・・・分岐11:00・・・・11:05北横岳ヒュッテ≪休憩≫11:25・・・・11:40北横岳南峰【2473m】11:45・・・・11:55北横岳【2480m】12:00
・・・・13:10山頂駅・・・・13:50縞枯山荘≪泊≫
1/13 縞枯山荘7:40・・・・8:15縞枯山【2403m】8:30・・・・8:45展望台9:00・・・・9:20茶臼山【2384m】9:30・・・・9:55大石峠・・・・10:00麦草峠・・・・R299・・・・
10:40白駒池駐車場≪昼食≫11:10・・・・11:25白駒池11:35・・・・麦草ヒュッテ・・・・R299・・・・12:45狭霧苑地・・・・出逢ノ辻・・・・五辻・・・・14:25山頂駅
〜〜15:37山麓駅・・・・駐車場⇒⇒16:20アートランド蓼科ホテル≪泊≫
1/14 アートランド蓼科ホテル9:20⇒⇒10:00諏訪大社⇒⇒駒ケ岳SA≪昼食≫12:00⇒⇒多賀SA14:00⇒⇒淡路SA16:00⇒⇒17:10ジョイン

■レポート
『北八ヶ岳スノートレッキングツアーのお誘い』のチラシに魅せられて、妻と2人で参加した。
冬山とは・・・・・、
パウダースノーに、真っ青な空、空気は凛と澄みわたり、ダイヤモンドダスト、樹氷、白く輝くアルプスの山々............、こんなイメージを思い描いていた。
しかし、現実は、出発日の天気は朝から雨。
明日の天気予報も雨、雨、雨・・・・・、北国では雪、雪、雪・・・・・。 もしかして、冬の嵐で行けないかも・・・・・?

出発には何ら支障なし。 全員で4名と小グループのツアー。
マスターの運転に身をゆだねて、一路“北八ヶ岳”へ。。。 車内は快適!!

朝靄のビーナスラインに雪はない。 ロープウエイ山麓駅は雨の中。 許されないのは、山頂駅も雨だったこと。 最悪ーっ!!!
あんなこんなで、予定変更。 三ツ岳、雨池山への縦走はカット。 北横岳をピストンして、縞枯山荘に直行!
全員ビーコンを体につけ、重いザックを担いで出発。 マスターのザックは、フル装備でかなり重そう・・・。

今シーズン、初めての雪山トレッキング。
トレースに従って、一歩一歩雪を踏みしめて登る。 すると不思議なことに、気分は逆に昂揚してくる。
山での苦しみは、楽しみに変わっていくものなんだね〜(*^v^*)。 Aさんが「この山の雰囲気はいいですね」とみんなを励ましてくれる。

北横岳ヒュッテで休憩。 温かいお茶がありがたい。(お茶は有料) 身も心もあったまった。。。

山頂は、吹きさらしで雨まじり×××。 寒くて顔がヒリヒリする。 視界はゼロ........、早々に退却。

下山途中、雨はいつの間にか霙(みぞれ)に変わっていた。
  

山頂駅に戻って、スノーシューを履き、坪庭を散策して、縞枯山荘に投宿した。
鄙(ひな)びた木造の山小屋。 口数の少ない若者が親切に、濡れたコートなどをハンガーにかけてくれた。
部屋は3階の大部屋。 今日は43名泊まるとか。。。 部屋には布団がギッシリ敷かれていた。
夕食までの時間、1階のコタツで1杯やりながら、山談義が始まった。
吊りランプのほのかな光で、橙色に染まった顔、顔、顔・・・・・。 いろいろな顔から、いろんな話がそこらじゅうに飛び交った。
それぞれ、自分流の“山へのこだわり”を持った人達だった。
夕食、自家発電のほのぼのとした灯の下で、みんなで食卓を囲む。 文明の利器は何もない。 あるのは人と人との触れ合いだけ。。。
レトロな空気が漂い、メシがうまい!!

18:30 就寝.......まだ寝るには早いが、寝るしかすることがない。
明日はお願いだから、晴れてくれよー!! いつの間にか、スヤスヤと夢の世界へ...........zzZZ

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翌13日 5:30起床、6:30朝食
みんな、いそいそと出発準備に忙しい。 申し分のない天気!! 願いが叶った!!!
スノーシュー組、アイゼン組、バックカントリー組、それぞれに喜々として山小屋からドッと溢れ出てゆく。
身を切るような冷気。 空中にダイヤモンドダストがキラキラと輝く。。。 お日さまが燦々と眩しい。

スノーシューに伝わる雪の感触は昨日とは違う。 パッパッと歩くたびに舞い上がるパウダースノー。

縞枯山へ・・・。 急な上り坂が続く。 スノーシューのスタンドを立てる(Aさんが手伝ってくれた)と、アイゼンより楽に登れる。
鼻水が止まらない。 そのうち凍ってツララ顔になる。 マスターは目ざとく、シャッターチャンスを見逃さなかった。
「はずかしぃー!! 撮らないでぇー!!」
  

縞枯山頂上。
息を呑むような大パノラマ。。。 思い描いていた冬山のイメージが現実の景色となって、目の前に広がる。
正面に中央アルプス、右手に北アルプス、左に南アルプス、八ヶ岳・・・・・・・・・・・・・・。
この高処(たかみ)に立つために、“お金もかけた”、“時間もかけた”、“体も張った”。 ここは誰はばかることなく、至宝の眺めをエンジョイしよう!!
ここから先、AさんとTママを見習って、フェイスマスクを被り、展望台へ向かう。
「あれが木曽駒ケ岳、隣が御岳、その右が乗鞍岳.....、さらに穂高連峰、槍ヶ岳.....、左前方に仙丈岳、甲斐駒ケ岳、北岳、八ヶ岳........」
マスターが山の名前をひとつひとつ教えてくれた。 教えてもらったはしから忘れていった(T▽T)。
 

お椀を伏せたような山・・・、これから登る茶臼山。
一度下って、また登るなんて、なんだか“骨折り損の草臥れ(くたびれ)もうけ”といった感じがしないでもない。

茶臼山から見る八ヶ岳は迫力がある。
右から、西岳、編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳。(北八ヶ岳周辺総合案内マップより)

アルプスの山々が見たいなら、断然“北八ヶ岳”をお奨めしたい!!

山に登るだけなら、「もうそろそろ帰ろうか・・・」といったところだが、今回の目的は雪の中をウロウロ歩き廻ること。。。

トレッキングはまだまだ続く。。。 これからが第2ステージの幕開け。

“書く方もそろそろくたびれてきたが、頑張って最後まで書きます。 ジ・エンドまで辛抱してつきあってくださいネ! お願いしますm(_ _)m”
(←この時、筆者の寺本さんはお酒を召し上がりながら書かれていたそうデス^^)


林道の歩道は風もなく、ひたすら歩くことで、歩くことの喜びを噛みしめることができる。

R299........、なんでここまで来て国道なんか歩くの・・・?
いやいや、実際 車がまったくない(冬期閉鎖のため)、広々としたホワイトロードを歩いてごらんなさい!!
これ以上の開放感はありませんよ!!
  

昼食には、マスターとAさんがお湯を沸かしてくれ、カップ麺とコーヒーをご馳走になった。
“温かい”ということがどんなに幸せか、しみじみ分かった。

白駒池......、湖面には一面氷がはって、神々しいほど威厳に満ちた無音の世界が広がっていた。
ここが、今回のスノーシュートレッキングの折り返し地点。

林間を麦草峠へ・・・。 雪と木と岩が織りなす幻想的な景色にも遭遇した。
麦草ヒュッテから再度、R299を狭露苑地までエッチラオッチラ。。。 ここからまた林間の歩道に入り、出逢ノ辻、五辻、森林浴展望台、山頂駅と最終コーナーへ入ってゆく。
  

縞枯山荘を出発してから6時間、足のつけ根がちょっと痛む。 そろそろ身体が悲鳴を上げだしたのか?
でも、これから先はアップダウンはあまりない。 最後まで頑張ろう!!

出逢ノ辻、五辻にさしかかってくると、急に人が増えてきた。 やっぱり女性が多い。
「女の人は元気だね〜」とAさんの独り言。

森林浴展望台で、見納めのアルプスを脳裏に刻み、いよいよラストステージへ・・・。
北横岳が真っ白な美しい姿を現した。 見事な樹氷をバックに記念撮影。

無事、山頂駅に到着。
ロープウェイからスキーヤーやボーダーがドッとはき出されてくる度に、俗世間に帰ってきたな...と感じた。
ロープウェイのガイドさんが「今日の山頂駅での気温は、朝方ー16℃、日中でー12℃」と教えてくれた。 やっぱり寒かったはずだ。。。
ちなみに昨日は、2℃だったそうで、わずか1日違いで温度差18℃・・・、「こんなことは初めてです。」と言っていた。
 

アートランド蓼科ホテル......、(ここでも今の気温はー4℃と教えてくれた。ここの人達は気温が低いのが自慢らしい)
広大な敷地を誇るリゾートホテル。 名前の通り、芸術の土地。 美術館もあり、庭には彫像が点々と見える。 部屋からの眺めも素晴らしい!!

何はともあれ、温泉へ。
達成感に浸りながら、湯舟で体を温める。 やっぱり温泉が一番だ!!
あったまって汗をかいたところで、まずビール!!! グィーッ!! たまらんな〜!!
夕食.....、地ビールで乾杯!! 地酒で一杯、また一杯。。。 マスターもAさんもピッチが上がっている。 Tママもちょっとだけ付き合った。
口もなめらかに、一人で喋りまくった。 後でTママに「喋りすぎ!」と叱られた。
21:00 満ちたりて床につく。 いい一日であった。

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14日 7:00起床...、朝風呂...、朝食...、遅めのチェックアウト。
諏訪大社に参拝。 うやうやしく“家内安全”を祈願した。
しかし後で調べたら、ここの神様は“武事の守護神”とのこと。。。 『家内安全とは困った願い事だな』と神様も思案顔だったのではないだろうか・・・?

「さらば、北八ヶ岳。 See You Again!!」
高速道に入る。 木曽駒ケ岳、御嶽山、白山、伊吹山を見ながら、一路徳島へ。


今回も2日目から絶好の天気に恵まれました。
お陰さまで、厳しい自然環境の中で、色々な体験をすることができました。
正月からすっかり怠けグセがついた心にも体にも“喝”を入れることができ、いい刺激になって、本当によかったと思います。
これからも体力を維持して、人との触れ合いを大切にし、日々精進していきたいと思っています。

最後になりましたが、マスターにはお世話になりっぱなしでした。
心より感謝しております。 厚く御礼申し上げます。

Aさん、ありがとうございました。 本当に心根の優しい人ですね。
妻も「あんなに親切な人は見たことがない」と感心しておりました。

最後までこのレポートを読んでくださった皆様、ありがとうございました。 それでは、The END。